デンマークではなぜ若い世代にオーガニック消費が広がっているのか
デンマークはオーガニック食材の市場シェアが7.6%と高く(EU加盟国の中でトップのシェア率)、スーパーマーケットに買い物へ行ってもオーガニック食材のマークである「økologisk」マークの付いた食材を見かけることが多い。
また、2014年度において、年代別の統計でみたときには、29歳以下のオーガニック食材のシェアが10.3%と、ほかのどの世代よりも上回る率となっていることも分かった。[1] なぜ、今デンマークでは若年層においてオーガニック食材のシェアが広がってきているのだろうか?デンマーク政府によるオーガニック教育政策と、格安スーパーなどでの取り扱いや価格などの視点から考察する。