世界先端のユニバーサルデザイン
日本の工業大学のご依頼を受け、デンマークのユニバーサルデザインの調査支援を実施しました。世界的にも先端的なユニバーサルデザインを取り入れるデンマークハンディキャップセンターや高齢者施設の訪問を通して、建物づくりや地域づくりにどのようにユニバーサルデザインが採用されているのか、どのような経緯で法律や規制が制定されていったのか、訪問調査を実施しました。
デンマークでは、関連団体の政治的なロビイングが積極的に行われ、また多くの人を巻き込んだ社会における合意形成の仕組みが広く根付いています。最終的に施行される法律や導入される規制は、多くが議論をし尽くされ、合意を経て根付いていったことがわかります。訪問や議論を通して、デンマークの障害やユニバーサルデザインへの考え方がいかに建物づくり、まちづくりに反映されているか、また今後どのような社会実装を進めようとしているのか良い示唆を得ることに繋が理ました。
日本で実装されようとしてる未来のモビリティとの親和性も実はあるのでは、と、今後の展開がとても楽しみです。