イノベーションはどのように起こるか?

デンマークでは、イノベーションがどうして起こっているのか、どのように起こっているのか。そんなデンマークのイノベーションの秘密の片鱗を、理解するべく、イノベーティブの実践現場やリビングラボの訪問を通して考察いただくプログラムを提供しました。今回の訪問者は日本の大手保険会社様です。

短期間に、デンマークのイノベーションを知るということは簡単なことではありません。それも、イノベーションは何かものとしてあるものではなく、人々のマインドや場所に埋め込まれているからです。つまり、デンマークのイノベーションのプラットフォームは一夜にして作られたものではなく目に見えるものばかりではないからです。長年の紆余曲折の末、社会のインフラや仕組みと絡まり合って、毎日の生活の中に根付き、エコ・システムとして動いているとも言えます。

そのようなデンマークのイノベーションの片鱗を感じてもらいたい。そんな気持ちから進められた訪問支援プロジェクトです。お客様には今のデンマークの現状を勉強いただき、さらにデンマークが誇るキャッシュレスの現状、産官学民の協働の現状、金融業界のディスラプテブな現状と合わせて、生の声をきき、現場を体感いただきました。