インターン体験記:高倉遥輝
私は、通っていた大学を休学し、北欧研究所で約5ヶ月間お世話になりました。休学をしてまでのデンマーク渡航は私にとって大きな決断でしたが周りの支えもあり、帰国した今、当時の決断を褒めてやりたいと思えます。この5ヶ月間を終えて、何度も自分と向き合い、周りの仲間に感化され、少しではありますが以前の自分より成長を感じています。本当に貴重な経験をありがとうございました。
私がインターンをしていた時期は少し特殊で、就業とほぼ同時にインターン生が加速するコロナウイルスの影響で次々と帰国することになり、ミーティングもオンラインに移行する事になりました。普通ではない状況に戸惑いはあったものの、週に1度のミーティングや学びたかったリビングラボのタスクに携われた経験が自身の戸惑いを取り払い、モチベーション向上や学びの楽しさへと繋がる機会となりました。
取り組んだタスクとしては、リビングラボやコロナ期の北欧諸国の動き、デンマークがリードする環境問題などがありました。これら未知の領域のタスクは、一から知見を積み上げるという大変さはありましたが、社会の広さへの気づきと新たな視点をもたらしてくれる刺激となっていました。また、代表の安岡さんが不足している視点や良かった点の共有など、常にフォローアップをして下さっていたため、楽しくタスクに取り組めました。そして、インターンではアウトプットを出すことの大切さも学びました。企業インタビューや興味のあるトピックの調査結果をアウトプットに残し、世に送り出すことで言語化する力がついたり、思わぬ出会いが広がったりと、身を以てその大切さを学びました。帰国後も、アウトプットした記事からできた繋がりをもとに、ウェビナー登壇や新たな出会いの機会があることは本当に有り難いことです。
北欧研究所で活動した5ヶ月間では、これまで曖昧だった自身の考えや将来のキャリアが少し明確になったように感じています。これも、インターンを通じた様々な領域のタスクへの取り組みや、多くの人との出会いが織りなしたきっかけがあったからこその進歩です。自身の未熟さや曖昧さに悩むことも多々ありましたが、これからの人生の軸を見つけられた、何よりただ生活しているだけでは見えないデンマークの二面三面を見られたのは北欧研究所のおかげです。本当にお世話になりました。そして充実した5ヶ月間をありがとうございました。