近年社会は複雑性や不確実生が高まっており、従来とは異なった方法での社会問題の解決が求められています。北欧で始まった参加型デザインは、関連各所を巻き込み最適解を見つけ出す手法として、ITデザイン、まちづくりなどの分野で成果を出しています。近年、北欧の医療・政治分野では、一過性のワークショップなどではなく、継続して課題解決に取り組む場づくりとしてリビングラボが注目されています。
参考文献
- 北欧研究所, 安岡美佳, 北欧のリビングラボ, 北欧研究所ホワイトペーパー, 2018.
- 社会課題解決の場としてのリビングラボの可能性<後編>事例に見るリビングラボの今, Mana-Biz, 2016.11.7.
- 社会課題解決の場としてのリビングラボの可能性<前編>「リビングラボ」の意義と本質とは?Mana-Biz, 2016.10.31.
- 安岡美佳, 福祉テクノロジーを醸成、リビングラボの挑戦, デンマーク日本人会会報誌. 2016.
- 安岡美佳, 一橋ビジネスレビュー -特集-小さくても強い国のイノベーション力-一橋大学イノベーション研究センター, -2014年WIN-62巻3号, 2014.
- 安岡美佳,北欧のオープンイノベーションを支える「参加型デザイン」とは,WORKSIGHT(ワークサイト) 04オープンイノベーションで限界を超える, p14-15, 2013.
- 安岡美佳,参加型デザインになぜ企業が期待するのか, 参加型デザインを進める3つのプロセス, worksight.jp, 2013.
- 安岡美佳,「デザイン思考−北欧の研究と実践」,智場,118号,pp.41-51, 2013.
『北欧のスマートシティ』が出版されました
弊所安岡が、北欧・アジア・ベンチャー・アライアンス(NAVA)のオペレーション・マネージャーであるユリアン・森江・原・ニールセン氏と共著で、北欧5ヵ国のスマートシティをテーマに執筆した書籍が2022年12月21日に出版さ […]
リビングラボコンソーシアム開設のお知らせ
日本企業・大学のリビングラボ研究拠点として、北欧にジャパンノルディック・リビングラボコンソーシアムを設立いたします。
北欧の先端的な創造性教育の現状
人は国の重要な資源。そう考える北欧は、先端的な教育プログラムを、国が一丸となって模索していることで注目されています。国の指針が大きく枠組みを作り出し教育の質を担保すると同時に、大きな裁量権が現場に任されてより地域の課題に […]
インターン体験記: 笹尾知世
昨年12月末から3月末までインターン生として北欧研究所で活動していました、徳島大学助教の笹尾知世です。徳島大学では、昨年4月に地域の内外から社会共創を目指す「こまつしまリビングラボ」をスタートし、私はこのプロジェクトの立 […]
北欧キャッシュレス社会の展望
北欧のキャッシュレス社会について、日本の大手ISerに講演を行いました。 デンマークで広がる少額決済の仕組みモバイルペイをはじめとし、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドなどの事例を交えながら、今後の北欧でのキャッシュ […]
北欧発Happiness Technology: Sumondo
Huaweiのオンラインメディア、HuaWaveに「【北欧発Happiness Technology】うつになってからじゃ遅いから――ストレス対策アプリSumondo」を寄稿しました。北欧は、既存の技術をうまく社会に組み […]
「北欧のリビングラボ」がAmazonで発売されました
2018年10月3日、北欧研究所によるホワイトペーパー「北欧のリビングラボ」の販売をアマゾンにて開始いたしました。 [内容紹介] デンマークやオランダなど欧州北部では、70年代頃から、市民などの利害関係者を […]
ハピネステクノロジ:幸せをもたらすIT
なにが人を幸せにするのか?幸せの国といわれるデンマークで、幸せをもたらす要因は何かを調査分析すると同時に 、ITがいかに幸せを支援することができるのか、幸せをもたらす技術(Happiness Technology)を構築 […]
ロボットの活用法と「リビングラボ」という仕組み
昨年末に執筆した記事が、デンマーク日本人会の会誌に掲載された。題して、「福祉テクノロジーを醸成、リビングラボの挑戦」。デンマークにおける福祉テクノロジー事情と新しい実証実験のカタチ「リビングラボ」について執筆したものです […]
生徒たちとデザインする中学校の庭 “Our Project”
コペンハーゲン近郊にあるフォルケスコーレ(小中一貫学校の義務教育機関)の庭をデザインする機会を頂いた。この話は普段仲良くさせて頂いているフォルケホイスコーレ(成人教育機関)のひとつ、クローロップホイスコーレから間接的に頂 […]
北欧の起業家育成事情
北欧研究所の最新レポート「北欧社会の起業家育成事情」が完成です。北欧の起業家育成事情を、政府系ファンドや地方自治体の取り組み、大学プログラムなどを中心に調査し、北欧における起業家育成環境を探りました。
デザイン手法を用いたフィールド調査協力
日本の大手企業の依頼により,現地フィールド調査,インタビューの事前アレンジ,当日の配車,通訳を含めた調査アシストを行いました。
Møde通信 Vol.4:デンマーク 編み物男子
暖冬と言われていたのデンマークにも、冬らしさがやってきました。風が強いので体感温度が下がり、夏大好きな私にはこの太陽の見えない暗く寒い冬が一番辛い季節です。 そんな日照時間の短い冬、家の中で楽しむ事が上手なデンマーク人。編み物をする人も多いのです。日本で編み物と聞くと女性が編むイメージが強いでしょう。デンマークでも女性が多いですが、男性の編み物愛好者や、編み物作家は日本より目にすることが多いです。
博物館展示オープニング支援
013年11月16日から2014年4月までの約半年間の間,デンマーク国立博物館で,日本の20世紀初頭の写真彩色コレクションの企画展示’Pigen og parasollen’が開催されます.北欧研究所では,企画展示に用いられている日本のプリント機器企業FuRyu(株)とデンマーク国立博物館の仲介を行いましたが、引き続き,オープニングセレモニーでのプレゼンテーション通訳・日本から訪問したFuRyu(株)重役のアテンド業務を担当しました。
自転車文化大国デンマーク
デンマークは知る人ぞ知る自転車大国。コペンハーゲンに置ける市民の自転車利用率は、オランダに次ぐと言われるほどです。コペンハーゲンでは、いかに自転車の利用が促進されているのか、さらに自転車の使いやすいエリアとなるために、どのような政策が進められているのか。コペンハーゲン市の野心的な目標とともに、文献・インタビュー調査を実施し、レポートにまとめました。
北欧デザイン手法調査
日本の大手システムインテグレーション企業の依頼で、北欧のデザイン手法に関する調査を実施し,報告書にまとめました。